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表立って載せるほどではない小噺と、あとがき。 その他キャラ設定などなど、徒然なるままに書き連ねるページ。 

特殊状況下連れ人あとがき とプチ後日談

平成のあとがきは平成のうちにー(??)
ということで、特殊状況のあとがきです!!
仮題が結局本題になりましたね。でもなんやかんやこれ以外上に良いタイトルない気もする。


第一章 ヒールとスニーカー
顔見せです。というか、靴見せ?
隆二の方が(五感が優れているあれで)先に異変に気づいて走ってきたのだよ、というあれ。


第二章 妹と同居人
それにしても、この男は、彼女との電話の時だけ、やたらと優しそうな顔をしている。
とかが書きたかったよね。
沙耶が右手にしている指輪は「俺が生まれる七年前に」で龍一にもらったものです。もらった直後は左手にしてたんだけど、そのまま一海に顔をだしたら宗主とか直純母とかが「え、結婚?プロポーズされたの?!」みたいな感じで騒ぎだして、すっごい恥ずかしかったので右手にしているという設定。
あとなんかこれも書くところなかったからここで説明しちゃいますけど、仕事できているけどホテルは真緒が手配していて、それは楽天かなんかのポイントためて、それで特撮のおもちゃ買おうとしているとかそういうあれです。宿泊費込で報酬をざっくり渡してる


第三章 恋人と仕事
円の方の近状を。
翔とはなんやかんや付き合っているのでした。ここの交際状況どうしようかなーってずっと悩んでたんですけど、なんだかんだで少なくともこのタイミングではこれが一番しっくりくるよなと思いました。言い方が意味深である。
翔めっちゃよくしゃべるよな、って思った。大人になったよねぇ……


第四章 日程と収入
美少女四字熟語シリーズのラバストなのですが、この時代には新シリーズ「五里霧中ユメコ」が始まったのでグッズも旧版含めだされているという設定です。シークレットはユメコの変身前ラバストだよ。この設定決めてはいたものの、書く必然性もなかったので書かなかった(そんなのばっかりだな
後年の真緒は本当、隆二よりよっぽどものを考えてるんじゃないかと思うことがあるよ。


第五章 盾と建前
盾が盾になるところが書きたくて始めた話なのでした!
あと意外と円相手だと長々しゃべるんだなって思った。こんな「いとこの影響か?」みたいな話をするとは思ってなかった。でも気に入ってる
この話、隆二と円というのが絶妙で、これが隆二と直純だったらお互いにギスギスしてて逆にそんなに物語にならなかったんだろうなという気がする。隆二は直純のことを円ほど信頼していないし、直純も隆二のことを円ほど信頼していないから。もしも隆二が一海に害をなしたとして、一番冷静に隆二を排除するのが直純だろうなという気持ち。円はなんだかんだでためらいそう。
あと、ラブホのシーンが書きたかったのです!
刀の設定は前からあったのですが、子供の話は今回私も知りました(?)でも円の性格で、結婚もしない翔と一緒にいるのはある意味理由が必要だもんね、的な。その上での翔のセリフいいよね(親バカ
調律師2で直純が円を心配していたのは、結局こういうことになるからなわけであってだなというあれ。
あと円ねーさん、隆二に普通に「死にたいの?」とか聞いてくるからこえーなと思いました。グイグイ行くよな、この人……



第六章 金銭と番号
金の切れ目が縁の切れ目だろ?もやりたかったシーンなのでかけてよかったです!
あと暖房ついてないからねのセリフも好き。
そして困った時の一条だよ!(??
一条の家って、あの研究所の存在に割と大きく関わってる設定なんですけど、それが話にでてくる日はくるのか。研究所の人視点の話をかけばいいのか(そしたら多分、全然違う印象になるんだろうな、とは思う
でも、どっちにしろ一条稔はめちゃんこ下っ端の設定でーす。一条修平は割と上。
そうじゃなくても、真緒との因縁が深い一条の人間に関わる気はないが。本気で隆二を勧誘していたのだとしたら、下調べが手ぬるいとしか言いようがない。隆二が一条の人間を、かつて真緒の右腕を奪った存在を、昔人間だった真緒の父親だった存在を、自分の亡くなった恋人を冷遇していた一族を、認めるわけがない。手をとるわけがない。
こことかめっちゃ気に入ってる


第七章 小言と決意
車の中のシーンも書きたかったんだわー!! 盾になるところと合わせて、ここが書きたくてはじめた話です。
 言ってしまえばいいのだろうか。子供が産めないから結婚するつもりは現状ないということを、この従弟に。頼りにしているのなら。
 だが、彼はきっと過去の自分の失態に烈火の如く怒るし、そして自分よりも傷ついた顔をするだろう。それは避けたかった。
 「子供が産めない」という事実が自分の立場を危うくすることも残念ながらわかっていた。古い慣習が残るこの家で、子供が産めない跡取り娘の価値は目減りする。それを補う実力は、つけてきたつもりだが。
 まだダメだ。まだ何も成し遂げていない。まだこの椅子からは降りれない。譲れない。たとえ、信頼しているいとこにでも、この座は渡さない。
 女王陛下は、私だ。

この辺がめっちゃ好きで、この辺が書きたかった。
あと、意外とちゃんと聞いてる隆二と、寝るまでのぐだぐだ。

隆二は今回でマジで反省したし、今回真緒に怒られるまでなんで嘘ついちゃだめなのかという点についての認識は薄かったです。バカだね!
私の魔法使いで言っているのは割とこの辺のこともある。
(思い返してみれば嘘ついてひどい目にあったことあるな、とか思ったらしいよ)

あと神山隆二の十八番「お名前呼び」オチです!! でも大好き!!
隆二の手にあのブレスレットしていることにしようかなと思ってたんですけど(裏表紙絵には書いた)汚したら嫌だからってこの人ちゃんと外してそうだなって思ったのでつけてない。ちゃんととってあります



ということでしょうもない後日談。

 *****

「そういえば円さん、スニーカーは買いに行かなくていいんですか?」
 いつものように待ち合わせた喫茶店で、いつものように何気なくこのあとの予定を尋ねたら、目の前の恋人はいつもの顔をしてそう問いかけてきた。いきなりのことに、飲んでいたコーヒーを噴きそうになる。
「なっ」
 慌てて口元をおしぼりで押さえると、
「……どっちから聞いた?」
 チクったのはどっちだ? 沙耶か、直純か。
「お二人ともから別々に、です」
 両方かよ。
「円さんが無茶をした。自分たちの言うことはあんまりちゃんと聞いてくれないから、僕の方からしっかりと釘を刺しておいてほしいって言われました」
「それはそれは、うちの弟妹がご迷惑をおかけしまして」
「元凶は円さんですよね?」
「はい……」
 自業自得とはいえ、短期間に怒られてばっかりだな。
「僕が何かを言うよりも、沙耶さんが泣いて止めた方がよっぽど効果あると思うんですけどね」
「さすが、私のことよくわかってるわね」
「そこで褒められても全然嬉しくないです。……一海のことは、僕が口を出すことではありませんが、しなくていいところで余計な無茶をして怪我をしたりしないでくださいね。これは、恋人としてのお願いです」
 真面目な顔をして言われた言葉に、
「それは、はい。反省してます」
 軽く頭を下げた。反省しているのは事実なのだ。
「それとこっちは、同じ立場の人間としてですが……」
 一海と巽、それぞれの後継者として、
「命をかける無茶をするのは、上に立つ者としてたるんでる証拠だと思います」
「……おっしゃるとおりで」
 トップが急死するなんて、それも仕事上のミスで死ぬなんて、あってはならない。周りに迷惑をかけるだけだ。
「確かにね、ちょっと気が抜けてた。反省した。結構、マジで」
「反省しているのは本当なんでしょうが、いまいちそれが顔に出ないから円さんって損してますよね」
「顔に出ない件は君に言われる筋合いないわね」
 でも今回の一件で改めて認識した。この椅子を守る為には、もっとしっかりしなければいけない。
「まあ、以後気をつけていただければ、僕としてはこれ以上言うことはありません」
 そうして手元のコーヒーに口をつける。
「……あれ、意外。てっきり壺の件からはこれを機会に手を引けとか、巽と協力とか駄々をこねるのかと思った」
「駄々をこねるとか言わないでください」
 そこで翔は一つため息をつくと、
「僕も反省というか、認識を改めたんです」
「何の?」
「神山隆二に対する」
 これまた意外な発言だ。
 翔はちょっとだけ嫌そうというか、納得していなさそうな顔をしたものの、続ける。
「神山隆二が円さんを庇って大怪我をした話を聞いたんです、沙耶さんたちから。それを聞いて、円さんが盾だって言ってたのは本当だなって」
「なんか人聞き悪いわね」
 盾だって言ったのは確かに円だけど。
「信頼してなかったんですよ、盾としても。だって、意思がある盾はいつでも逃げられるじゃないですか」
 ましてや人じゃないんですから、と続ける。
「なんで円さんが無条件で盾であることを信じているのかが不思議だったんです。でも今回の話を聞いて、その状況下で自ら盾になりに行ったのならば、神山隆二のことを盾としては信頼してもいいのかもしれないな、と思い直しました」
「そうよ、彼は私の相棒なんだから。ある特殊な状況下では、だけど」
「……せっかく僕が認めたっていう発言をしたあとなんですから、もうちょっと考えて発言してもらえますか? 今のはわざとですよね」
「うん、ちょっとヤキモチ焼いたりするかなーと思って」
「なんでそういうことわざわざ言うんですか? 性格悪いんですか?」
「私はね、いい性格をしているの」
 にっこり微笑んでみせると、翔はまた深々とため息をついた。
「まあ、円さんはそういう人ですからね。でも」
 少しだけ、彼は笑った。
「いずれ僕が、公私ともにあなたの相棒として周りから認めさせますから」
 一海も、巽も、納得させて。
 その絵空事にも思える発言に、それでも嬉しくないわけがない。
「期待してるし、協力する」
 その未来がくるのが、一番なのは間違いないのだから。
「さて、そろそろ出ましょうか」
「どこ行きます?」
「とりあえず、スニーカーを買いに。なるべく派手なやつ。ゴールドとかがいい」
「そういうところは譲らないんですね」
 言いながら、二人で席を立った。

 数ヶ月後、仕事で一緒になった隆二に「なあ、あんたのカレシ、何かあったのか? この前一海ですれ違った時、丁寧に挨拶されたんだが」と不気味そうに言われて、大笑いすることになるのはまた別のお話。
 
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