表立って載せるほどではない小噺と、あとがき。 その他キャラ設定などなど、徒然なるままに書き連ねるページ。 

ロー内恋愛−26歳の男ーあとがき

着想から一体何年たったんだ、とは思いつつ、10年たってないしマシかなと思う駄目駄目スピリッツ。
当初は26歳の男だけがタイトルでしたが、わかりやすさとシリーズ化(笑)の観点から「ロー内恋愛」もつけたしました。脳内恋愛的な。
杏子は片面的だったので、ちゃんとロー内で付き合ってるカップルの話とかも今後書いていきたいな、と思います。あと桜子さんの話とか(基本的に自キャラに敬称はつけない主義だけど、なんとなく桜子さんは桜子さんと呼んでしまう……


*第一章 窃盗罪で起訴します。
冒頭の、ギャンブラーでアホーが思いついた時の達成感ときたら。
あと可愛過ぎるだろ!のくだり(当初は年上なのに可愛いなんてきゅんきゅんしちゃう!! がコンセプトだった
片手を勢い良く振ってくれる。机の上に「ありがとう、うまかったです」のメモ。世界的に有名な鼠のお弁当箱、同じく黄色い熊の箸箱。昔ながらの上履き。はそれぞれ別々だけどモデルがいます。モデルがいるというか、実際にローで見かけた人(上履きだけは別のローの友達から聞いた話←そこでは上履きがはやっていたそうな
というか、この話はそれなりにモデル?がある小ネタがほとんどかもしれない……。というか、ロー内あるある。

こずちゃんに頻繁に電話する、は最初から決めていたフォーマットです。
ずっと一緒にいたけど違う道を歩いている、かつての自分の夢を叶えている友達。
本当は海外設定にしたかったけど、時差とか考えるのが面倒だった(ってネタメモに書いてあった
遠くに住んでてなかなか会えないけど、私は元気です。的な。
(あと、こずちゃんの旦那さんは、勿論関西にいる人です)


*第二章 虚偽表示の無効は第三者に対抗できません
もともとは単発ネタにしようと思っていた章タイトル。
改訂版もロー内あるある。知ってたら、買わなかったのに……。
「えー本当に付き合っちゃおうよー! ねー!!」とか言わなくなった辺り、調律師の時よりは大人になった杏子です。


*第三章 当事者適格がありません。
飲み会の勘定で六法を出すのは本気でやめて欲しい……。
あと、飲み会の時に「この基本書がいいんだよ!」とかいって、気づいたら机の上に何冊も基本書だすのもやめてくださいびびります
憲法の争点は、マジで私がもらいそうになったものです。
「きいてー! 今日誕生日なのー!」「マジでー? あーなんにもないやー。憲法の争点でいい?」「え、ごめん、すっごい要らない」「だよねー」(結局お菓子もらいました)

龍一を出すかどうかはちょっと迷ってたのですが、なんとなく過去への決別とか、あとそっちの方が(私が)楽しいということで出してみたり。
「何かあったらよろしく」って本気で思ってないくせに、なんでそういうこというかねー、とは思う(刑事事件やりたいから尚更

基本的に、ロー生としての生活姿勢は残念ながら杏子に近い私ですが、ロー内恋愛に対するスタンスは桜子に近いです。そんな桜子さんのくだり。
あと、おみくじはマジでそういうのをひいた
英語って……


*第四章 守秘義務ってご存知ですか?
万年筆は本当お勧め。でも、万年筆はボールペンに含まれないと思うんだ
試験が終わったあとの浮き足だった自習室は割と好きでした
……この回、怖くてあんまり言及出来ませんが。あえていうなら、喫煙所の情報網ってマジ怖いよ
うちは大規模ローだったので、小規模ローがどんなだかわかりませんが(でも大規模ローであれなら小規模ローなんて……


*第五章 差止め訴訟は不適法です。
タイトルの苦しみ。
この回の結婚観は、何度か飲み会で話題にした部分です(話題にして次あったら別れてたカップルがいてちょっと怖かった……。きっかけつくった? 的な意味で


*第六章 名誉毀損で告訴します。
ここでキレるとこが杏子のいい部分なのかなーと思っています。
「好きって言われて困ることなんてないんだから!!」から変わってない部分で、そこは今後も大事にして欲しい(何目線なのか……
ちょっと理屈っぽくなったところは成長かと


*第七章 幸福追求権は国民の権利です。
なんで私、何時も終章って短いんだろう……。



そんな感じで(?)ロー内恋愛ー26歳の男ーおつきあいいただき、ありがとうございました。
一応、「普段オンノベなんか読まないロー生も読んでくれたらいいよね!」みたいなスタンスで書こうと思ったものです。なので、ツイッターとかでローで読んだよーみたいなこと言われるのは、願ったり叶ったりでした。
あと、ロースクール、恋愛でぐぐってたどり着いた人には申し訳ないな、って思ってます本当。

できればロー恋以外の話で、そうじゃなくてもロー恋の別シリーズなどで今度もお会いできることを期待して。


2012年7月27日 小高まあな
    23:52 | Top

ロー内恋愛第三章後の小話

「この前、西園寺さんとあった」
 榊原龍一からそう聞いた巽翔は、へーと呟いた後、最も適切だと思われる問を発した。
「相変わらずだった?」
「いや、予想外に落ち着いててびっくりした」
 そこでお互い笑う。
「今のはかなり失礼だったな」
「うん、大学だって卒業してるのに。そりゃあ、変わってるわな」
「今、なにしてるんだって?」
「それがさ、驚くなよ?」
 ひと呼吸置いて、
「法科大学院生だって」
 翔はしばし宙を見つめ、
「……それってあれか、司法試験の」
「そうそう」
「西園寺さんが?」
「うん、弁護士だって」
「西園寺さんが……」
 そのまま黙る。
 それを見て龍一は少し笑う。
「そういう反応になるよな」
「ああ。失礼だが、かなり意外だった」
「なー」
「まあ、成績はよかったしな、彼女」
「……行動がぶっとんでただけでな」
「……ああ」
 高校時代を思い出して、ちょっとだけ沈黙。
「まあ、彼女なら大丈夫だろう」
 その沈黙を破って翔が言った。
「その根拠は?」
「あれだけ榊原の血も涙もない対応に負けずに」
「まて、誤解を招くような言い方をするな」
「果敢にアタックし続けたんだ。執念はあるだろうし、その努力がそろそろ実を結んでもいいころだろう」
「……いいこと言ったっぽいけど、最後ちょっと失礼だったな。なんで、今まで成功してない設定なんだよ」
「してると思うのか?」
「いや、特に恋愛は……。あー、でも」
 首を横にふりかけて、少し言い淀む。
「……何」
「前よりは落ち着いてたし。それにうん、ちょっと大人っぽくなってたし、成功してるかもしれないな、と思って」
 龍一の言葉に翔は、少しだけ口元を楽しそうにゆるめると、
「なるほど? ああ、なんであの時袖にしてしまったんだろうと、後悔している訳だな」
「それはない」
 あっさり言われた。
「沙耶さんが一番って?」
 力強く龍一が頷く。
「……惚気」
 ぼそり、と翔は呟いた。
「あー、じゃあさ、沙耶さんにもすればいいじゃないか。西園寺さんに会った話。沙耶さんだって面識ないわけじゃないし。それでもやっぱり君が一番だったよ! って」
 芝居がかった翔の言葉に、ため息をつく
「……なんだかんだで、巽もキャラ変わったよなぁ」
「一海の女王のご指導ご鞭撻のおかげでね」
 翔は小さく笑った。
    23:19 | Top
 
 
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